• 東京モーターサイクルショー出展の報告

    今年も日本最大のモーターサイクルイベントである東京モーターサイクルショーへモトコルセは出展いたします。

    これもひとえに皆様の多大なるご支援とご協力の賜物であり謹んで感謝し御礼申し上げます。国内市場はもとより海外市場からも私共にお寄せ下さいます誠にありがたいご期待に応えることが出来ますよう準備を進めております。

    モトコルセブースではそれぞれが異なる強烈な個性と魅力を放つ珠玉のハイエンドモーターサイクルブランドをはじめ、モーターサイクルパーツ・アクセサリーの世界トップブランドの最新プロダクトなどを展示させていただきます。車輌や実物の製品をご覧いただきながらそれぞれの特徴などご説明させていただきたいと存じます。

    ぜひモトコルセブースへお越しくださいますようお願い申し上げます。

    場所 : 東京ビッグサイト西2ホール A-8 MOTO CORSEブース

    開催日 : 2015年 3月 25日から27日までの3日間

    開場時間 : 10:00から18:00 (最終日 17:00まで)

モーターサイクルブランド

パーツ・アクセサリーブランド

Avinton / アヴィントン (フランス)

2012年に南フランスの地中海に面するモンペリエ郊外の古都ソミエールで誕生したモーターサイクル版シェルビーACコブラをコンセプトにするフランスのエスプリを纏った優美なスタイルにアメリカS&S社製1647cc空冷Vツインエンジンを搭載するフレンチマッスルバイク。

注文するオーナーの好みに合わせ細部まで仕様を指定された1台に対しオートクチュールスタイルで組み立てていくというモーターサイクルエンスージアストの夢を現実のものとするハンドクラフテッドモーターサイクル。

今回はCollectorをベースモデルとし開発、昨年イタリア・ミラノで開催された世界最大級のモーターサイクルショーEICMA2015で発表されたAvintonとMOTO CORSEのコラボレーションモデル Collector Edition-Cと東京モーターサイクルショー2016 ワールドプレミアとしてダートトラックスタイルをコンセプトにしたCollector Dirt Trackerのふたつのモデルを展示します。

bimota / ビモータ (イタリア)

1966年にアドリア海に面するイタリアのリミニで誕生した鋼管スチールパイプによるバードゲージ(鳥かご)とアルミニウム製の削りだしピポッドプレートを組み合わせた画期的なデザインのオリジナルフレームにホンダ、カワサキ、スズキ、ヤマハといった日本車をはじめBMWやDUCATIなどのエンジンを搭載するハンドクラフテッドモーターサイクル。その独創的なデザインや機能、秀逸なハンドリング、芸術品と呼ばれる作り込みなど世界中のモーターサイクルエンスージアストを魅了し続ける年間生産台数が100台程度というスーパープレミアムブランドです。

今回最大目玉となる車輌は昨年のEICMA 2015でまさに衝撃を与えたコンセプトモデル IMPETO(イタリア語で衝撃の意味)に新たにスーパーチャージャー(機械式過給器)を搭載したドリームバイクIMPETO Compressor Conceptをワールドプレミアとして3月25日 12:30にアンベール致します。そして13年ぶりの4気筒モデルとなるWSBK(ワールドスーパーバイクレース)用ホモロゲーションモデルとして開発されたBB-3をファクトリーレーサー同様の装備とグラフィックに仕上げたBB-3 SBK Special。TESI-3D Nakedをベースにハイコンプレッションピストンとシリンダーヘッドワークなどによりエンジンの出力の向上、サスペンションのセットアップ、そしてスペシャルペインティング、ツートンの本革シートなど上質にアップグレードしたMOTO CORSE コンプリートバイク TESI-3DC、そしてTESI-3DCを更にパフォーマンスと外観もアグレッシブにブラッシュアップしたTESI-3D CR Prototypeの4台を展示致します。

EBR / エリックビューエル レーシング (アメリカ)

アメリカ合衆国ウィスコンシン州イーストトロイにあるEBR社創始者で現在はテクニカルディレクターのエリック・ビューエル。モーターサイクルレーサー、エンジニアとして築き上げたテクノロジーを活かし、オートバイで自らの理想、ファンライドの世界を追求し彼の信念のこもったBuell時代の数々のモデルは今なお日本をはじめ世界中の多くのファンを楽しませています。

EBRは2009年にErik Buell Racing / エリックビューエルレーシングとして新たな歴史を歩み始めました。今回ハイパワー高トルクでありながらクリーンな排気ガスを両立させる1190cc水冷Vツインエンジンと燃料タンクを内蔵するモノコックフレームを組み合わせる最新のモーターサイクルテクノロジーによる新たなモデル 1190RXを展示いたします。その斬新なテクノロジーとコンパクトなパッケージングがわかりやすいようにボディレスの状態もご用意させていただきます。

metisse / メティス (イギリス)

「This is the best handling bike I've ever owned(今まで所有したオートバイの中で最も素晴らしいハンドリングだ)」- スティーブ・マックイーン -

1960年代初頭にモトクロスレースにおける勝利を目指したリックマンブラザーズによりMK3フレームが完成。その後様々なメーカーのエンジンを搭載出来るシャシーキットとして発売。この軽量なMK3フレームの素晴らしさは世界中のレーサーやホビーライダーに認められその中でも最も有名なオーナーがハリウッドスターであるスティーブ・マックイーンです。1966年にマックイーンの友人であり有名なスタントマンのバド・エイキンス(映画大脱走の柵越えのスタントシーン)により制作されたトライアンフTR6エンジンを搭載したメティスはマックイーンが当時所有していた多くのオートバイの中でもお気に入りのレーサーでした。

このメティス・スティーブ・マックイーン・デザートレーサーレプリカはマックイーンの大ファンであったバーンフォード卿がメティス社に製作依頼した車輌がきっかけとなりマックイーンの実息チャド・マックイーンとマックイーン財団の細部に及ぶ仕様の確認と承認の元、世界限定発売300台という正式なプロジェクトとしてスタートしています。熟練のエンジニアの手により中身も外観もフルリコンディションされたトライアンフTR6エンジン(1956-1973製造)を新品のメティスMK3フレームに搭載するこのメティス・スティーブ・マックイーン・デザートレーサーレプリカはスティーブ・マックイーンの熱狂的なファンをはじめクラシックモーターサイクルファンからも高い注目を集めており今回日本初公開を致します。

VYRUS / ヴァイルス (イタリア)

bimotaと同じくイタリア・リミニ市にあるVYRUS社はbimotaのエンジニアであったアスカニオ・ロドリゴ氏のもとbimota TESIのシャシーであるハブステアシステムとオメガ型サイドプレートフレームを自身の経験から発展させたオートバイとしての既成概念に捕われることのない、他に類を見ないコンパクトなデザインの車体にひとりひとりのオーナーの趣向にあわせたテーラーメイドのオートバイを生み出しています。

今回展示する986M2はMoto 2世界選手権への参戦をコンセプトとしレギュレーションにあわせホンダ CBR600cc並列4気筒水冷エンジンをハブステアシステムのアルミニウム削りだし逆オメガ型サイドプレートフレームに搭載。フロント・リヤサスペンションは共にフォーミュラーカーを連想させるダブルロッカーアームプッシュロッドサスペンションとすべてが斬新で見ているだけでも興奮せずにはいられない希少なモデルです。

展示車輌は世界で18号車と20号車で日本にある3台の内の2台です。

MOTO CORSE / モトコルセ

日本国内はもとより世界中のモーターサイクルエンスージアストから注目される、MOTO CORSE コンブリートバイク。

バイクを製造するメーカーの視点ではイメージできないアイデアとデザインそして品質、それぞれのモデル専用にデザインを施されたCNC チタニウム / アルミニウムパフォーマンスパーツや、軽量なカーボンファイバーパーツを装備、さらに細部にまで及ぶ入念なボディのグラフィックなど、同じ車輌を持つオーナーの心を刺激しカスタマイズの指標となるだけでなく、メーカーのデザインにも大きな影響を与えているMOTO CORSE STYLEの具現化ともいえるコンプリートバイク。

今回はbimotaベースを含め合計4台のコンプリートバイクを展示いたします。

コンブリートバイク

1199 NVC Nuda Veloce

Pure Riding Pleasure

DUCATI 1199パニガーレはDUCATIのフラッグシップとして圧倒的な動力性能を誇るスーパーバイク世界選手権を戦うために生まれたモデルである。それゆえそのライディングポジションはクローズドサーキット走行に適した前傾姿勢を強いられるものとなっており、残念ながらフィールドを選ばない万人向けのモデルとは言えないまさしく「乗り手を選ぶ」モデルです。

2014年モトコルセはこの1199 パニガーレをネイキッドスタイルのストリートファイター、1199 NVC Nuda Veloce(ヌーダベローチェ(イタリア語:Nuda = 裸の = ボディーカウルを持たないバイク)、 Veloce =(速い))として、その最強のエンジンとシャシーを最新の電子デバイスにより「多くのライダーが走るステージを選ぱず楽しく味わえるバイク」として発表しました。優れたアイデアとデザインそしてそのクオリティは世界中から注目されています。昨年のMoto GPタイプのセラミックブレーキ、LEDディライト / ブリンカーコンビネー ションライトやオートバイでは世界初となるエアロダイナミクスカナードに加え今年はリアサスペンションリンクキットやドリブンスプロケットフランジ、カーボンモノコックのシートボディなど最新の仕様にて展示致します。

コンブリートバイク

SRC 803HC

Go Ride and Have Fun

2015年にDUCATIからリリースされた新たなブランド名でありそのニューモデルSCRAMBLER。クラシックミリタリー・スクランブラースタイルがSRCの開発コンセプトです。世界中で始まったSCRAMBLERカスタムのほとんどがカフェレーサースタイルです。それはカスタムビルダー達が従来のDUCATIスタイルから派生した得意分野の延長線上にある既成のスタイルであることに対し、MOTO CORSEは他とは一線を画したスタイルのコンプリートバイク SRCを開発致しました。

このSRCはメーカーが考える価格戦略から離れた所でSCRAMBLERが持つ魅力をさらに引出し、見た目の違いだけではなく同時に性能面の向上も行い「眺める、操る、触れる」その総てに於いて上質な時聞を楽しめるMOTO CORSEスタイルのもと、オリジナルデザインへの最大の敬畏を払いながら 「本来こうしたかったのではないかJという部分に磨きを加え、更に「自分たちはこういうスタイルやパーツでSCRAMBLERを楽しくしたい」という想いを込めて制作しました。

Alth / アルト (イタリア)

ブレーキディスクとして最良の素材を最良の方法で製造・管理するという明白なポリシーのもとで製品開発から製造まで一貫して行うモーターサイクルブレーキディスク専門メーカー Alth / アルト。

ブレーキディスクとして高い性能に加えその性能を裏付ける美しさはレーシングユースにおける評価の高さだけでなくカスタムパーツとして数多くのファンを獲得しています。DUCATIをはじめとするヨーロピアンモーターサイクルだけでなくアメリカ、日本など世界中のオートバイへの充実したラインナップを誇るAlth社の製品を単体展示だけでなくMOTO CORSEブース内の展示車輌に装着することでご紹介させていただきます。その品質と美しさを一層体感していただけます。

Althブレーキディスクの最高峰モデル SUPERVENT / スーパーベント、その最大の特徴であるベンチレーションホールを持つアウターディスクはディスク自らの回転と走行風により新鮮な空気を取り入れ発生する熱を強制排出するフレッシュエアフローによりハードブレーキングによる温度上昇を大幅に抑え安定したブレーキングパフォーマンスとともに従来のAlthディスクと比較して15%以上の軽量化がもたらすバネ下重量の軽減によるハンドリング特性の向上をもたらします。モーターサイクル用ブレーキディスク専門メーカーのAlthがブレーキディスクとして追い求める最高のパフォーマンスために従来製品以上に緻密な生産工程により造り出されるスーパーベントシリーズはその性能と美しさすべてにおいて極上の楽しみを与えてくれるブレーキディスクを展示いたします。

Capit / カピット (イタリア)

日本国内での発売開始以来その安定した性能と高い耐久性、万全のアフターサービス体制から着実にユーザーを増やしているCapit / カピットタイヤウォーマー。

オートバイレースの最高峰Moto GP世界選手権では参戦するチームの大半がCapitユーザーである事実が築き上げた信頼性の高さを証明しています。そして全日本ロードレースにおきましても2015年シーズンのJSB1000クラスチャンピオンチームをはじめ多くのチームがCapitを採用します。

GPチームが2シーズン連続使用しても故障することのないタフな品質に支えられる絶大な信頼性。見た目だけを模倣したタイヤウォーマーもどきでは決して真似することが出来ないこの事実は使用頻度の少ないホビーライダーである一般ユーザーにおいても重要な要素でありレースパーツでありながらCapitだけが3年間の製品保証を付帯する品質への絶対の信頼は価格面だけを単純比較することのない正しい価値観と判断基準が生まれ購入されています。

PISTAL RACING / ピスタル レーシング (イタリア)

PISTAL RACING社は2輪・4輪問わずレースチーム / メーカーからの依頼によりのみエンジンピストンを生産するレーシング鍛造ピストンメーカー。

極限の性能を追求するチューニングエンジン。その高出力故の高い燃焼圧力に対する高強度を求められるピストンとして大量生産の市販車に適している低コストの一般的な鋳造製法ではなく素材密度が高くより高い強度を誇る鍛造製法のみを用いています。さらに鍛造素材も一般的な鍛造ピストンメーカーが採用するシリコン系合金 A4032よりも圧倒的に高温強度に優れ航空機用鍛造材として開発されジェットエンジンにも用いられる最高の鍛造素材である銅系合金 A2618(RR58)を採用。PISTAL RACINGはその中でもミルスペック MIL-STD-2154に基づき厳しく管理された素材のみを用いています。

高性能エンジン特有の猛烈なスピードの上下運動を行うピストンとして求められる軽さ。PISTAL RACINGは高強度を求められながら軽量でもあるために独自の特殊技術により制作された金型を用い徹底した温度管理による鍛造製法を用いて特徴的なブリッジタイプとし高い強度と軽量化を両立させたデザインとしています。スタンダードピストンと同じ直径のハイコンプレッションピストンとして一般的な常識「スタンダードピストンよりも重くなる」を覆し必要とされる強度を保ちながらもスタンダードよりも軽量なPISTAL RACINGのピストンはエンジンへのストレスを軽減させる効果を発揮します。これらのように仕様、デザイン、製法、加工技術にこだわり生産されるPISTAL RACINGの製品はDUCATIをはじめ国産スーパーバイク / スーパースポーツに対応した豊富なラインナップを持ちこれらのメーカーの一般公道用モデルからレーシングマシンに搭載される特殊な仕様のチューニングエンジンまで対応しています。

STM / エスティーエム (イタリア)

エンジンブレーキの絶妙なコントロールがもたらす安定したハンドリング。今や世界に名だたる日本の4メーカーすべてが自らのトップレンジスポーツバイクに純正採用するほどスリッパークラッチは機能上、必要不可欠な装備となりました。

そのスリッパークラッチの代名詞ともいえるのがSTM / エスティーエムです。

その性能、信頼性はロードからオフロードまで世界選手権を戦うトップレーシングチームの採用により実証されています。今回STMブースでは元HONDAファクトリーライダーとして全日本GPと全米選手権でチャンピオン獲得経験をお持ちで現在ドライダーとして2輪4輪問わずモータージャーナリストとして活躍中の宮城光氏をお迎えしてSTMスリッパークラッチに関するトークショーを3日間開催させていただきます。現在の愛車APRILIA RSV4 Factory にSTMスリッパークラッチを装着、様々なセッティングを試みSTMスリッパークラッチでのライディングを楽しまれている同氏。鈴鹿8耐常勝を飾ったRVF750、そして現代のGPマシンRC213Vのライディング体験に基づくSTMスリッパークラッチの絶妙なエンジンブレーキコントロールのフィーリングからメーカー純正装着スリッパークラッチとの違いをユーザーの立場をプロフェッショナルな切り口で生の声としてお届けします。

ご案内

皆様お誘い合わせの上、東京モーターサイクルショー2016モトコルセブースへ是非ご来場下さいませ。

入場チケットは、モトコルセグループ各店舗にて前売り券(大人1300円/高校生500円)がご購入頂けます。大人の場合当日券よりも300円お得な上に(高校生は当日券も500円)、二輪販売店での前売り券は無料ドリンク券がプレゼントされますので、是非お買い求め下さいませ。

尚、オートバイやお車でご来場のお客様は必ず駐車場(有料)のご利用をお願い申し上げます。駐車場から会場へはシャトルバスサービスもございます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。