RIDE HI 2021年 9月号 掲載

MOTO CORSE Quality Vol.6

繋がりたいから整備もオープン

車両を見せるのがSHOW ROOMなら、SHOWFACTORYで整備を見せる。メカニックがユーザーに提案し、コミュニケーションを図る。普通のことを積極的に提供するのも、モトコルセの流儀のひとつ。

文 / 伊藤康司 | 写真 / 渕本智信 | 協力 / モトコルセ http://www.motocorse.jp/

愛車の整備を眺めてくつろぐ

整備力を支える確かなバックボーン

イタリア語で博物館を意味するMuseoの名を持つ、神奈川県 厚木市のモトコルセ。ドゥカティの正規ディーラーでもあり、スーパーレッジェーラからスクランブラーまで各車が並び、 さらに同社が扱うビモータやヴァイルスなど世界の名車がひしめく。

そんな宝箱のようなショールームを奥に進むと、一面ガラス張りでファクトリーが見渡せる。

じつはモトコルセグループが運営するドゥカティ・ライフスタイル東京、ドゥカティ埼玉の各ディーラーも、同様にファクトリーはガラス張り。

「バイクショップで整備が見えるのは当たり前」と捉える向きもあるだろうが、それは以前の話。近年の大型ディーラーでは見せないのが主流だ。

しかしモトコルセは「見せる整備」にこだわる。

「当社ではSHOWFACTORYと呼んでいますが、作業はすべて見えます。そして車検や、点検や修理も、カスタムやコンプリート車の製作も、同じ場所で同じメカニックが、同じ技術で携わっています。なかには創業当時からビモータ車のチューニングを手がけてきたベテランもいます。そんなバックボーンをお客様に感じていただきたい… というのもありますが、 なにより自分のバイクをイジっているところを見たいじゃないですか(笑)」 とMuseo店長の池田さんは語る。

メカニックも見られる緊張感があることで、より良い仕事に励む。そしてメカニックがユーザーと直接コミュニケーションをとることで、整備でもカスタムでも多様な提案が可能になる。愛車がきちんと整備され、カスタムで変身していく姿を眺めて楽しむ。それもバイク趣味のひとつと、モトコルセは知っている。

メカニックとして15年務める五十嵐 憲さん。「 消耗品の寿命などは先送りせず、 早めにお伝えすることで安心して乗っていただけるように心がけ、 お客様との信頼関係が築けると嬉しいです。 モトコルセはMuseoに4人、グループ全体で8名のメカニックが在籍する。


MOTO CORSE Museo

ドゥカティ正規ディーラーであり、 試乗車も多数用意。 Museo = 博物館の名の通り、 同社が輸入元を務めるビモータやヴァイルスをはじめ、 細部まで手が入ったコンプリート車も余さず展示される。

神奈川県 厚木市酒井3011

TEL: 046-220-1711

営業時間 : 10:00~19:00

定休日: 火曜

メディア インフォメーション

RIDE HI 2021年 9月号 掲載

RIDE HI (ライドハイ)No.6 2021年9月号

バイクに夢中、あなたはいま人生の旬を迎えています!

そんなライフスタイルにハマってスポーツバイクを楽しむあなたに、『ライドハイ』最新号は最新ネイキッドの凄まじい進化情報をお届けします。登場するバイクやアイテムも、ワクワクする熱い個性派ばかりです。

特集

従っても楽しい、従わせても面白い。最新のネイキッド。前傾がスポーツのバロメーターになるのか? いまこそ未来に乗る アップライトで全身スポーツ。それを可能にしたのが電子制御。

アップハンとセパハンライテク。すぐに使える電子制御ガイド。旅の新時代 ACCがもたらすデジタルフィーチャー。レジェンドインタビュー 入交昭一郎さん。トップビルダーが切り開く新境地 46ワークス。バイクギャザリングの楽しみ方ガイド。バイクはどこまで寝かせて大丈夫?。ドゥカティ モンスター/+。トライアンフ ロケット3。インディアンFTR1200R Carbon 17インチ。MV アグスタ ブルターレSCS。ヤマハ トレーサー9GT。ロイヤルエンフィールド INT 650。ハーレーダビッドソン パンアメリカ。ピレリ ディアブロ ロッソIV。KTM 1290 スーパーアドベンチャー R。ライドレクチャー(次のカーブは何速で曲がる)?。バイク人生 アライヘルメット原田さん。ほか

詳細・ご購入はこちら

Back Number